2022.05.26

薩摩家について

さつま揚げ

1.薩摩家のさつま揚げについて

鹿児島の代表的なお土産であるさつま揚げを製造している薩摩家。

鹿児島市七ツ島に工場を構え、鹿児島の繁華街である天文館と、鹿児島中央駅にそれぞれ直営店である2店舗を構えており、地元の皆様からも、海外・県外からの観光客の皆様からもご愛顧いただいております。

『揚げたてのさつま揚げの美味しさを伝えたい』そのような想いで薩摩家は作りたて・揚げたてのさつま揚げをその日のうちに出荷致します。工場直送だから真の味わいが楽しめます。

上質な素材で作る薩摩家のさつま揚げは、さつま揚げの種類によってスケソウダラ、グチ、ハモ、エソ、ホキ、イトヨリ等々、様々な魚種のすり身を使い分けており、その数は十数種類以上にもなります。

すり身はその日の気温や湿度に合わせて温度調整をしながら、なめらかになる様丁寧に練り込んで作っています。その中から、具材の美味しさを引き立たせるすり身を一つひとつ選んでいくのです。ベースとなるすり身と具材の最高の組み合わせ、これこそが薩摩家のさつま揚げの美味しさの秘密です。

薩摩家では、甘さを抑えた『錦江味』と、昔ながらの甘みのある『櫻島味』の2種類のさつま揚げをご用意しておりますので、お客様の好みや気分でさつま揚げをお楽しみいただけます。

2.さつま揚げの発祥について

今では全国にその名を知られているさつま揚げですが、発祥はその名の通り薩摩、つまり鹿児島となっております。

鹿児島の名産品であるさつま揚げの歴史は古く、1850年代、薩摩藩28代当主島津斉彬(なりあきら)公の時代に遡ります。当時琉球との交易が盛んであり、琉球で作られていた『チキアーギ』と呼ばれる、魚のすり身を揚げたものが薩摩藩に伝わり、それがかまぼこ作りの製法に応用され、現在のさつま揚げになったと言われています。当時は『チキアーギ』が訛って、『つけ揚げ』と呼ばれていました。

その後、さつま揚げ製造の技術が進み、美味しさや保存性、栄養価の高さなども相まって、全国に広まっていきました。江戸では『薩摩のつけ揚げ』が転じて『さつま揚げ』と呼ばれるようになり、さつま揚げの名が全国区になったとも言われています。

このように歴史あるさつま揚げですが、薩摩家では伝統を守りつつも、様々なニーズにあった商品を豊富に取り揃えております。

母の日や父の日、バレンタインなどの時期に発売している、ハート型に文字をプリントしたさつま揚げや、世界3大珍味であるフォアグラ、トリュフ、キャビアを具材としたプレミアム感満載のさつま揚など、幅広い世代のお客様に喜んでいただけるラインナップとなっております。 ぜひ、薩摩家のさつま揚げをご賞味ください。

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