2022.10.08

知っておきたいお歳暮のマナー

日頃お世話になっている方に感謝の想いを込めて年末に贈るお歳暮。その起源は江戸時代にまでさかのぼると言われています。「必ずこうしなければならない」という決まりはありませんが、贈る際にもマナーがあります。せっかく感謝の気持ちを伝えようとして贈ったのに、間違ったマナーで贈ってしまい、かえって相手に不快な思いをさせてしまっては本末転倒ですよね。そうなってしまわないようにここではお歳暮のマナーについてご説明していきます。

知っておきたいお歳暮のマナー

もくじ

1.お歳暮とお中元の違い

お世話になった人に贈り物をする習慣として広く知られている「お歳暮」と「お中元」。感謝の気持ちを伝えるという点では同じですが、贈る時期などに多少の違いがあります。まずはその違いについて説明します。

お歳暮の違いについて

1-1 時期の違い

関東関西
お中元7月1日~7月15日7月下旬~8月15日
お歳暮12月初旬~12月31日12月13日~12月31日

お中元は7月初旬から8月中旬までに贈りますが、地域によって違いがあります。地域によって違いがあるのは、明治6年にグレゴレオ歴(新暦)が採用されたことに関係します。  
新暦の採用に伴い、首都圏ではお盆は7月15日になりました。しかし、地方ではこの時期は農作物の収穫時期と重なってしまうため1か月遅れの8月15日にお盆を行うようになったそうです。そのため、お盆に合わせて贈るお中元も首都圏を中心とする関東では7月1日~15日、関西は7月下旬から8月15日で贈るようになったと言われています。しかし、近年では地域差がなくなってきており、関西のお中元の時期も早くなっている傾向があるようです。
お歳暮は12月初めから年末までに贈りますがこちらも地域によって若干の違いがあり、関東では贈り始める時期が早まってきています。近年では年末は帰省のため家を離れる人が多くなるので、その分送る時期も早まっており12月20日頃までに手元に届くようにするのが無難です。

1-2 意味合いの違い

お中元は「夏までの半年間お世話になった感謝」と夏の厳しい暑さに対する「暑中見舞い」の気持ちで贈るのに対し、お歳暮は「1年間の感謝の気持ち」と「来年も宜しくお願いします」という気持ちを込めて贈ります。そのため、お中元よりもお歳暮の方がやや高価なものが選ばれることが多いようです。

1-3 贈り物の違い

お中元アイス、ゼリー、そうめんなど
お歳暮海産物、肉類、ハムやソーセージなど

お中元は夏の暑い時期に贈るため、暑さを和らげてくれるものや日持ちするものが人気です。
一方お歳暮は、家族で集まることも多いため鍋に使えるような海産物や肉類など、大勢で食べられるものが人気です。
また、ビールやジュースなどはお中元・お歳暮関係なく人気の商品です。

2.お歳暮を贈るときのマナー

お歳暮はお中元同様、手渡しで届けるのがマナーとされています。しかし近年では、お互いに多忙だったり遠方の方に贈る場合もあるので、デパートやインターネットで購入して郵送することも多くなりました。
そこでここでは、郵送する際のマナーについてご紹介します。

2-1 お歳暮を贈るタイミング

お歳暮を贈る時期については前述の通りですが、郵送するのであれば贈る相手に事前に連絡を取り、受け取れる日を考えて贈ることが大切です。相手が忙しく連絡が取れない場合には日持ちするものを選んだほうが親切でしょう。
また、お正月用の生鮮食品を贈る場合には到着日に加えて冷蔵庫の容量も確認しておくと良いでしょう。

2-2 喪中や忌中の相手に贈る場合

お歳暮は感謝の気持ちを伝えるためのものでお祝いではないため、どちらかが喪中であってもお歳暮を贈っても問題はないです。
ただし、忌中の場合は時期をずらし四十九日を終えてから「寒中見舞い」等で贈ると良いでしょう。

2-3 品物選び

事前に相手の好みや家族構成を確認しておくのも大切でしょう。「コーヒーが飲めない人にコーヒーを贈ってしまった」というようなことがないようにしておくと、より喜んでいただける贈り物になります。

2-4 お歳暮のお返し

基本的にお歳暮を貰った場合にお返しは必要ありませんが、受け取ったらすぐにお礼状を贈ると良いかもしれません。お礼を伝えるのは礼儀という理由もありますが、お礼状が届くことで贈り手は無事に商品が届いたことの確認になります。親しい人にはお礼状でなくて電話やメールでもOKです。

3.お歳暮の時期を過ぎてしまったら

お歳暮の時期は年末で忙しい時期でもあるため、タイミングを逃してしまうことがあるかもしれません。贈るのが年明けになってしまいそうなときは熨斗の表書きを変えて贈るようにしましょう。

3-1 年明けすぐに贈る場合

お歳暮の時期が終わり、年明けから松の内の間までで贈る場合には「御年賀」として贈りましょう。松の内とは門松を立てている期間のことを指し、関東と関西で異なります。主に関東は年明けから1月7日まで、関西は年明けから1月15日までです。

3-2 松の内を過ぎて贈る場合

松の内も過ぎてしまった場合、「寒中御見舞」もしくは「寒中御伺」として立春(2月4日頃)までの間に贈りましょう。目上の人に贈る場合には「寒中御伺」とするとより丁寧になります。

4.まとめ

お歳暮は1年間の感謝を伝え、今後の変わらぬお付き合いを願うものです。しっかりと相手に気持ちを届けるためにもよりお相手に喜んでいただけるものを贈りたいものですよね。
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