2022.10.22

冬に甘いものをたべたくなるのはなぜ?冬場のスイーツ事情

寒い季節が近づいて来ると、甘いスイーツを無性に口にしたくなることはありませんか。

街中の広告も気がつけば、チョコレートやキャラメルなど商品の種類としても目にすることが多くなります。どうして、冬になると甘いものが食べたくなるのでしょうか。

今回は冬に食べたくなるスイーツの魅力と最新のスイーツ事情をご紹介致します。

1.なぜ冬に甘いものが食べたくなるのか

冬に体が甘いものを欲するのにはどのような理由があると思いますか?冬に甘いものが食べたくなるのには3つの理由があります。 

(1)冬は代謝が上がりやすいため、エネルギーを消耗しやすい

ヒトの体は一定の体温を保つようになっていて、冬になると低い外気温で体温が下がるので体温維持のためにエネルギーを多く必要とします。そこでエネルギーの吸収に効率の良い甘いものを冬は欲します。その中でもチョコレートは甘いものの中でも炭水化物や脂質が高く、少量でも必要エネルギーを補うことが可能です。そのため、冬に適しているといえます。しかし、カカオは体を冷やすともいわれているので食べすぎには注意です。

(2)冬は気候から鬱になりやすい!?

冬になると、季節性感情障害の一種として冬鬱になりやすい傾向にあります。これを防ぐために体内は、多幸感をもたらすモルヒネに似た脳内物質の「β-エンドルフィン」を出そうとします。このβ-エンドルフィンを分泌させるには甘いものが一番いいとされています。

(3)冬のクリスマスやバレンタインなどのイベント効果

冬は、クリスマスやバレンタインなどの甘いものと関係するイベントが多く、それに関連したCMや広告を多く見かけますよね。それらのイベントで実際に食べた記憶も思い出されやすくなり、甘いものが食べたくなるとされています。

2.日本のスイーツの歴史

今やお菓子やデザートなどのスイーツは私たちの生活には欠かせないものになっていますが、昔のスイーツは特権階級の人しか食べられない高価なものだった時代もありました。ここからは、日本のスイーツの歴史について解説していきます。

お菓子という漢字から考えると、菓子とは「果子」という文字がもとになっていて、菓子とは果物だったことが分かります。今でいうお菓子は奈良時代~平安時代に中国大陸から伝わった唐菓子が始まりと言われています。鎌倉時代に入ると、宋からお茶が伝わり現在の和菓子の源流が生まれました。室町時代には砂糖や卵を使用したカステラやカラメル等のいわゆる南蛮菓子が伝来し、長崎を中心に全国に広まりました。一方茶道とともに発展した茶菓子は「京菓子」として上級階級の間で発展していきました。その後、戦後には砂糖が自由に手に入るようになり和洋菓子や氷菓などが多く生産され急成長しました。このように日本のスイーツは製造技術や食の安全面でも進歩を重ねて、今日のスイーツ文化が誕生しました。

3.冬になると食べたくなるスイーツ

冬のスイーツといえば何を思い浮かべますか?寒くなると濃厚な味わいのスイーツが食べたくなりますよね。ここからは冬に食べたくなる濃厚スイーツについてご紹介します。

*ガトーショコラ

ガトーショコラはチョコレートスイーツの代表ですね。フランス語にあたるガトーショコラは直訳すると「焼いたチョコレート菓子」という意味になり、本来は焼いて作ったチョコレート菓子全般を指します。ふんわり且つしっとりとした食感と、濃厚でしっかりとした甘みのあるリッチな味わいが人気のチョコレート菓子です。

*プリン

濃厚スイーツといえば、プリンも欠かせません。プリンと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、カスタードプリンではないでしょうか。しかし実はプリンにも多くの種類があります。牛乳と砂糖を混ぜ合わせた卵液を、カラメルソースを入れたプリン型に入れて固めたものが定番のカスタードプリン。カスタードプリンによく似たフランスのクリームブリュレは、プリンの中にカラメルソースを入れずに、プリンを焼いた後、砂糖を表面にふりかけバーナーで炙ります。また、秋になったらよく街で見かけるかぼちゃプリンは、かぼちゃペーストを生地に混ぜて作る濃厚なプリンです。

*チーズケーキ

人気の濃厚スイーツとして、忘れてはいけないのがチーズケーキです。チーズケーキには多くの種類があり、定番のベイクドチーズケーキから、レアチーズケーキといった焼かずに冷やし固めたケーキもあります。またチーズケーキはコンビニエンスストアやケーキ屋やお取り寄せの高級なものまで気分や価格帯によって選べるのもポイントです。

4.2022年トレンドスイーツ

時代の流れとともに、スイーツの流行も日々移り変わっています。2021年では、マリトッツォや台湾カステラが流行りました。2022年ではどのようなスイーツが流行っているのでしょうか。それぞれ現在流行りのスイーツについて紹介していきます。

*ズコットケーキ

ズコットケーキとは、イタリアの伝統的なスイーツで、半球状のスポンジケーキの中に生クリームやアイスクリームなどを詰めたドーム状のケーキです。その中でも最近は、クリームの他にフルーツなどをふんだんに入れたものがSNS映えすると人気になっています。

※ズコットケーキ

*韓国ワッフル

日本でワッフルと言えばそのまま食べたり、ソースやアイスクリームを添えますが、韓国ワッフルは、ワッフルでホイップクリームやフルーツ、チーズなどをサンドします。また、スティックにさしたワッフルにチョコレートなどをトッピングしたものもあります。このスイーツもSNS映えと若い世代に人気のあるスイーツの1つです。

※韓国ワッフル

*バターサンド

従来のバターサンドはクッキーにバタークリームとレーズンが挟んであり、現在のものよりは厚さがないものが一般的でしたが、最近では「進化系バターサンド」といった種類が豊富で、バタークリームがたっぷり挟まれているのが特徴です。バターフレーバーやクッキー・ビスケット生地がバリエーション豊富で、フォトジェニックなビジュアルのものが増えています。

NISHIHARA ONLINE STOREでも販売しています!

この秋冬、NISHIHARA ONLINE STOREでは西通りプリンから2つの限定スイーツの販売を開始します。

1つ目は看板商品であるプリンの限定フレーバー「ショコラプリン」です。厳選されたチョコレートを使用し、ココアパウダーを入れることでチョコレートにより深みをもたせ蒸しあげています。2つ目に、人気商品のカタラーナの季節限定バージョン「キャラメルマキアートカタラーナ」を販売いたします。コーヒーベースの土台にホイップクリームを満遍なく絞っています。その上にキャラメルソースをトッピングし、キャラメルマキアートをイメージしたカタラーナに仕上げた一品になっております。どちらも期間限定商品ですのでぜひご賞味くださいませ!

5.まとめ

 この記事では、なぜ冬になったら甘いものが食べたくなるのかというヒトの体の仕組みから始まり、現在のスイーツ事情について紹介いたしました!これから寒い季節がやってきますが、甘いスイーツと共に乗り越えていきましょう!

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